シリコン塗料・ラジカル塗料・フッ素塗料の違いを分かりやすく解説|ヌルぞう
2026/07/31
こんにちは。ヌルぞう広報室のミナミです😊
外壁塗装を考え始めると、必ずと言っていいほど出てくるのが「どの塗料を選べばいいの?」というお悩みです。
見積書を見ても、
「シリコン塗料」
「ラジカル制御型塗料」
「フッ素塗料」
「無機塗料」
など、いろいろな塗料の名前が出てきて、正直どれが良いのか分かりにくいですよね。
特に、複数の会社から見積もりを取った場合、A社はシリコン塗料、B社はラジカル塗料、C社はフッ素・無機系塗料というように、提案内容がバラバラになることもあります。
そうなると、金額だけで比べてよいのか、耐久年数で見ればよいのか、そもそも何が違うのか、迷ってしまう方も多いと思います。
今回は、外壁塗装でよく使われるシリコン塗料・ラジカル制御型塗料・フッ素・無機系塗料の違いについて、できるだけ分かりやすくご紹介します。
塗料選びは「高い塗料を選べば正解」というものではありませんが、耐久性や今後のメンテナンスまで考えると、どの塗料を選ぶかで将来の安心感は変わってきます。
ヌルぞうでは、費用とのバランスも大切にしながら、長く安心して住みたい方には、フッ素・無機系塗料も有力な選択肢としてご提案しています。
外壁塗装を検討中の方は、塗料選びの参考にしてみてください。
目次
外壁塗装の塗料選びで迷う方は多いです
外壁塗装の見積もりを取ると、塗料の種類によって金額が変わることがあります。
一般的には、耐久性が高い塗料ほど価格も高くなる傾向があります。
そのため、
- 安い塗料だとすぐ傷むのでは?
- 高い塗料の方が絶対に良いの?
- シリコンとラジカルは何が違うの?
- フッ素や無機まで必要なの?
と悩まれる方は少なくありません。
塗料にはそれぞれ特徴があります。
価格を抑えやすいもの、費用と耐久性のバランスを取りやすいもの、長期的な耐久性を重視しやすいものなど、塗料によって得意なことが違います。
ただし、塗料の名前だけを見て判断するのは少し危険です。
同じシリコン塗料でも、メーカーや商品によって性能は違います。
同じラジカル制御型塗料でも、下塗り材との組み合わせや外壁材との相性によって仕上がりは変わります。
フッ素・無機系塗料も、建物の状態や施工内容が合っていなければ、本来の性能を発揮しにくくなることがあります。
つまり、塗料選びでは「建物に合っているか」「施工内容が適切か」まで見ることが大切です。
塗料は価格だけで選ばないことが大切です
外壁塗装では、どうしても見積金額に目が行きます。
もちろん、ご予算の中で考えることはとても大切です。
ただ、塗料を価格だけで選んでしまうと、あとから後悔につながることがあります。
たとえば、初期費用を抑えるために安い塗料を選んだ場合、次の塗り替え時期が早く来る可能性があります。
反対に、高耐久の塗料を選んだ場合、最初の費用は高くなりますが、次回の塗り替えまでの期間を長く考えられることもあります。
つまり、塗料選びでは「今回いくらかかるか」だけでなく、「長い目で見てどうか」も大切です。
特に、長く住み続ける予定のお住まいでは、次回の塗り替え時期やメンテナンス回数まで考えて塗料を選ぶことが大切です。
その意味では、フッ素・無機系塗料は初期費用こそ上がりやすいものの、長期的な安心感を重視したい方には検討する価値のある塗料です。
ただし、建物の状態によっては、高い塗料を使う前に、下地補修やシーリング工事をしっかり行う方が重要な場合もあります。
どれだけ良い塗料を使っても、下地が傷んだままでは長持ちしにくくなります。
塗料は大切ですが、塗料だけで外壁塗装の品質が決まるわけではありません。
塗料の性能、下地処理、施工方法、建物との相性。
これらを合わせて考えることが、後悔しにくい塗料選びにつながります。
シリコン塗料とは?
シリコン塗料は、外壁塗装でよく使われてきた代表的な塗料のひとつです。
価格と耐久性のバランスが取りやすく、多くの住宅で採用されてきました。
「外壁塗装といえばシリコン」と聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
シリコン塗料の特徴は、比較的コストを抑えながら、ある程度の耐久性も期待しやすいことです。
そのため、初めて外壁塗装をされる方や、極端に高額な塗料までは考えていない方にとって、選択肢に入りやすい塗料です。
一方で、シリコン塗料といっても商品によって性能には差があります。
同じシリコンという名前でも、耐候性、汚れにくさ、艶の持ち、外壁材との相性などはメーカーや商品によって異なります。
また、近年はラジカル制御型塗料やフッ素・無機系塗料なども広く使われるようになっているため、シリコン塗料だけが標準というわけではなくなってきています。
シリコン塗料が向いている方
- 費用をできるだけ抑えたい方
- 標準的な外壁塗装を検討したい方
- 長期耐久よりも初期費用を重視したい方
シリコン塗料は、費用を抑えやすい標準的な選択肢と言えます。
ただし、長期的な耐久性を重視したい場合や、次回のメンテナンス時期をできるだけ延ばしたい場合は、フッ素・無機系塗料も含めて比較してみるのがおすすめです。
ラジカル制御型塗料とは?
ラジカル制御型塗料は、近年よく提案されることが増えている塗料です。
「ラジカル」という言葉だけ聞くと難しく感じますが、簡単に言うと、塗膜の劣化につながる原因のひとつに配慮した塗料です。
外壁は、紫外線や雨風を受け続けています。
その影響で塗膜が少しずつ傷み、色あせやチョーキングが起こることがあります。
チョーキングとは、外壁を手で触ったときに白い粉のようなものが付く現象です。
ラジカル制御型塗料は、この劣化の原因に関係するラジカルの発生を抑えやすくした塗料です。
そのため、従来のシリコン塗料よりも少し耐候性を意識した塗料として選ばれることがあります。
ラジカル制御型塗料は、紫外線による塗膜劣化やチョーキングを抑えやすい、バランス型の塗料です。ラジカル制御型塗料は、費用と耐久性のバランスを重視したい方に向いています。
ただし、ラジカル制御型塗料がすべてのご家庭にとって最適とは限りません。
建物の状態や今後どれくらい長く住まれるかによっては、さらに高耐久なフッ素・無機系塗料を検討した方がよい場合もあります。
ラジカル制御型塗料が向いている方
- 費用と耐久性のバランスを重視したい方
- シリコンより少し性能を意識したい方
- 標準よりやや長持ちを期待したい方
ラジカル制御型塗料は、あくまで「バランス型」の選択肢として考えると分かりやすい塗料です。
フッ素・無機系塗料とは?
フッ素・無機系塗料は、耐久性を重視したい方におすすめしやすい高耐久塗料です。
一般的に、シリコン塗料やラジカル制御型塗料よりも価格は高くなりやすいですが、その分、紫外線や雨風に強く、長期間にわたって外壁を保護しやすいのが特徴です。
できるだけ次回の塗り替え時期を延ばしたい方、長く安心して住みたい方、将来的なメンテナンス回数を抑えたい方には、特に相性の良い選択肢です。
無機系塗料は、無機成分を取り入れることで劣化しにくさに配慮された塗料で、フッ素塗料と同じく高耐久塗料として位置づけられることが多いです。
そのため、ヌルぞうでは、長期的な安心感を重視されるお客様には、フッ素・無機系塗料を有力な候補としてご提案しやすいと考えています。
ただし、どれだけ高耐久な塗料でも、下地処理やシーリング工事が不十分だと、本来の性能を発揮しにくくなります。
大切なのは、高耐久塗料を使うことだけでなく、その塗料に合った施工をきちんと行うことです。
フッ素・無機系塗料が向いている方
- 長く安心して住み続けたい方
- 次回の塗り替えまでの期間をできるだけ延ばしたい方
- 初期費用よりも長期的な耐久性を重視したい方
- メンテナンス回数をできるだけ抑えたい方
費用だけを見ると高く感じることもありますが、長い目で見ると、フッ素・無機系塗料は十分に検討する価値のある塗料です。
シリコン・ラジカル・フッ素・無機系の違い
シリコン塗料、ラジカル制御型塗料、フッ素・無機系塗料は、それぞれ価格や耐久性の考え方が違います。
大まかに言うと、シリコン塗料は費用を抑えやすい標準的な塗料です。
ラジカル制御型塗料は、費用と耐久性のバランスを取りやすい塗料です。
フッ素・無機系塗料は、初期費用は上がりやすいものの、長持ちしやすく、長期的な安心感を重視したい方に向いています。
シリコン塗料
費用を抑えながら外壁塗装をしたい方に向いています。
ラジカル制御型塗料
費用と耐久性のバランスを取りたい方に向いています。
フッ素・無機系塗料
高耐久塗料です。長く安心して住みたい方に向いています。
ただし、見積もりを比べるときは、塗料の種類だけでなく、次の点も確認してみてください。
- どのメーカーの塗料か
- 商品名は何か
- 期待耐用年数はどれくらいか
- 下塗り材は何を使うのか
- 外壁材に合っているか
- シーリングや付帯部とのバランスは取れているか
塗料の種類だけで判断すると、見積もりの本当の違いが分かりにくいことがあります。
「シリコンだから安い」「フッ素・無機系だから何もしなくても安心」という単純な見方ではなく、建物全体の提案内容として比較することが大切です。
どの塗料が向いている?住まい方別の考え方
塗料選びでは、建物の状態だけでなく、今後の住まい方も大切です。
たとえば、今後10年ほど住めればよいと考えている場合と、20年以上しっかり住み続けたい場合では、選ぶ塗料の考え方が変わります。
費用をできるだけ抑えたい場合は、シリコン塗料が候補になります。
費用と耐久性のバランスを取りたい場合は、ラジカル制御型塗料が選択肢に入りやすいです。
長く住み続ける予定で、次の塗り替えまでの期間をできるだけ延ばしたい場合は、フッ素・無機系塗料を検討する価値があります。
また、建物の立地条件も関係します。
日当たりが強い場所、雨風が当たりやすい場所、海に近い場所、交通量の多い道路沿いなどでは、外壁の傷み方が変わることがあります。
汚れやすい場所では、低汚染性を持つ塗料を検討することもあります。
色あせが気になる場合は、耐候性の高い塗料を選ぶこともあります。
ただし、どの塗料が向いているかは、実際に建物を見て判断することが大切です。
外壁材の種類、劣化の進み方、過去の塗装歴、シーリングの状態、屋根や付帯部の状態によって、適した提案は変わります。
塗料よりも大切になることがあります
外壁塗装では、塗料選びが注目されがちです。
もちろん、塗料はとても大切です。
しかし、塗料よりも先に確認しておきたいことがあります。
それが、下地の状態です。
外壁にひび割れがある場合、その補修を行わずに塗装しても、安心できる仕上がりにはなりにくいです。
古い塗膜が浮いている場合や、汚れ・コケが残っている場合も、塗料の密着に影響することがあります。
シーリングが切れている場合は、雨水の浸入につながることもあります。
外壁塗装は、塗料を塗るだけの工事ではありません。
- 高圧洗浄で汚れを落とすこと
- ひび割れを補修すること
- シーリングを適切に施工すること
- 下塗り材を外壁に合わせて選ぶこと
- 中塗り・上塗りを適切に行うこと
こうした工程があって、はじめて塗料の性能が活かされます。
どれだけ高耐久の塗料を使っても、下地処理が不十分だと長持ちしにくくなります。
逆に、建物の状態に合った塗料を選び、下地処理やシーリング工事を丁寧に行うことで、安心できる仕上がりにつながります。
塗料のグレードだけでなく、工事全体の内容を見ることが大切です。
ヌルぞうが塗料選びで大切にしていること
ヌルぞうでは、塗料を選ぶときに「一番高い塗料をすすめる」ことだけを目的にはしていません。
大切にしているのは、お住まいの状態とお客様のご希望に合った塗料をご提案することです。
そのうえで、長く安心して住みたい方や、将来のメンテナンス回数を抑えたい方には、フッ素・無機系塗料もおすすめしやすい選択肢としてご案内しています。
外壁の状態、屋根の状態、シーリングの劣化、付帯部の傷み、雨漏りの心配、今後の住まい方などを確認したうえで、必要な工事内容を考えます。
たとえば、外壁の状態が比較的良い場合と、ひび割れやシーリングの劣化が目立つ場合では、提案内容が変わります。
今後長く住み続けたい方と、将来的に売却や住み替えを考えている方でも、塗料の選び方は変わります。
また、外壁だけでなく、屋根や付帯部とのバランスも大切です。
外壁は高耐久の塗料を使っているのに、付帯部やシーリングのメンテナンスが追いついていないと、数年後に別の部分が気になることがあります。
ヌルぞうでは、塗料の名前だけでなく、建物全体を見たうえで、できるだけ分かりやすくご説明することを心がけています。
- なぜこの塗料をすすめるのか
- 他の塗料とは何が違うのか
- 費用と耐久性のバランスはどうか
- この家に合っているのか
こうした点を、できるだけ納得して選んでいただけるようにお伝えしています。
外壁塗装は、何度も経験する工事ではありません。
だからこそ、分からないことがあるのは当然です。
塗料の違いや見積もり内容で迷ったときは、遠慮なく質問していただければと思います。
まとめ
シリコン塗料、ラジカル制御型塗料、フッ素・無機系塗料には、それぞれ特徴があります。
シリコン塗料は、費用を抑えやすい標準的な選択肢です。
ラジカル制御型塗料は、費用と耐久性のバランスを取りやすい塗料です。
そして、フッ素・無機系塗料は、初期費用は上がりやすいものの、長期的な耐久性と安心感を重視したい方におすすめしやすい塗料です。
どの塗料にも良さはありますが、長く住み続けることや将来のメンテナンスまで考えると、フッ素・無機系塗料は有力な選択肢になります。
ただし、塗料は名前だけで選ぶものではなく、建物の状態、下地処理、シーリング工事、外壁材との相性まで含めて考えることが大切です。
広島市・廿日市市・大竹市・岩国市周辺で、外壁塗装の塗料選びに迷われている方は、お気軽にヌルぞうへご相談ください。
ヌルぞうでは、お住まいの状態を確認したうえで、シリコン・ラジカル・フッ素・無機系塗料の違いを分かりやすくご説明し、長く安心しやすいご提案を心がけています😊

