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屋根カバー工法とは?スーパーガルテクトの特徴と注意点を分かりやすく解説|ヌルぞう

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屋根カバー工法とは?スーパーガルテクトの特徴と注意点を分かりやすく解説|ヌルぞう

屋根カバー工法とは?スーパーガルテクトの特徴と注意点を分かりやすく解説|ヌルぞう

2026/07/06

こんにちは。ヌルぞう広報室のミナミです😊

屋根リフォームをご検討中のお客様から、よくいただくご相談があります。

「屋根カバー工法って、どんな工事ですか?」
「スーパーガルテクトという屋根材を聞いたのですが、良いものですか?」
「屋根塗装とカバー工法では、どちらを選べばいいですか?」

屋根は普段なかなか目にすることができない場所です。

そのため、劣化に気づきにくく、点検してみると「塗装では対応が難しい状態だった」というケースもあります。

そうした屋根リフォームの選択肢のひとつが、既存の屋根の上から新しい屋根材を施工する「屋根カバー工法」です。

そして、屋根カバー工法でよく採用されている代表的な屋根材のひとつが、アイジー工業の「スーパーガルテクト」です。

今回は、屋根カバー工法とはどのような工事なのか、スーパーガルテクトにはどんな特徴があるのか、メリットだけでなく注意点も含めて、ヌルぞうの現場目線で分かりやすくご紹介します。

屋根カバー工法で仕上がったチャコールグレーの金属屋根
屋根カバー工法では、既存屋根の上に新しい屋根材を施工します。

目次

  1. 屋根カバー工法とは?
  2. 屋根塗装・カバー工法・葺き替えの違い
  3. 屋根カバー工法の基本的な流れ
  4. スーパーガルテクトとはどんな屋根材?
  5. スーパーガルテクトが選ばれやすい理由
  6. SGL鋼板による高い耐久性
  7. 断熱材一体型による暑さ対策
  8. 軽量で建物への負担を抑えやすい
  9. 雨音や快適性について
  10. スーパーガルテクトの注意点
  11. カバー工法が向いている屋根・向いていない屋根
  12. ヌルぞうの考え方
  13. まとめ

屋根カバー工法とは?

屋根カバー工法とは、既存の屋根材をすべて撤去せず、その上から新しい防水シートと屋根材を施工する工法です。

「重ね葺き」と呼ばれることもあります。

屋根をすべて撤去して新しくする葺き替え工事と比べると、既存屋根の撤去作業が少ないため、工期を抑えやすく、廃材も少なくなりやすいのが特徴です。

特に、スレート屋根の劣化が進んでいて、塗装では十分なメンテナンスにならない場合に、カバー工法が選択肢になることがあります。

ただし、屋根カバー工法は「どんな屋根にもできる万能な工事」ではありません。

既存屋根の状態、下地の傷み、屋根の勾配、雨漏りの有無などを確認したうえで、本当にカバー工法が適しているかを判断する必要があります。

カバー工法の仕組みが分かるイラスト
カバー工法は、既存屋根の上に新しい防水層と屋根材を重ねる工事です。

屋根塗装・カバー工法・葺き替えの違い

屋根リフォームには、大きく分けて「塗装」「カバー工法」「葺き替え」があります。

この3つは似ているようで、工事の目的が大きく違います。

塗装は、今ある屋根材の表面を塗膜で保護する工事です。屋根材そのものを新しくする工事ではありません。

カバー工法は、既存屋根の上に防水シートと新しい屋根材を重ねる工事です。

葺き替えは、既存屋根を撤去し、下地の状態を確認したうえで新しい屋根にする工事です。

工事の種類 内容 向いている状態 注意点
屋根塗装 既存屋根の表面を塗装して保護する 屋根材や下地の傷みが少ない場合 屋根材自体の劣化が進んでいると効果が限定的
カバー工法 既存屋根の上に防水シートと新しい屋根材を重ねる スレート屋根の劣化が進み、塗装では不安な場合 下地が傷んでいる場合は不向きなことがある
葺き替え 既存屋根を撤去し、下地から確認して新しくする 雨漏りや下地の腐食がある場合、瓦屋根の場合 撤去費や処分費がかかり、工期も長くなりやすい

簡単に言うと、塗装は「表面を守る工事」、カバー工法は「屋根を重ねて新しくする工事」、葺き替えは「屋根を一度はがして作り直す工事」です。

どれが一番良いというよりも、今の屋根の状態に合った方法を選ぶことが大切です。

屋根カバー工法の基本的な流れ

屋根カバー工法では、まず既存屋根の状態を確認します。

屋根材の割れ、反り、浮き、棟板金の状態、雨漏りの有無、下地の傷みなどを確認したうえで、カバー工法が可能かどうかを判断します。

施工が可能な場合は、既存屋根の上に防水シートを施工し、その上から新しい屋根材を取り付けていきます。

屋根材だけで雨を防いでいると思われがちですが、実際には防水シートも非常に重要です。

屋根材は雨を流す役割、防水シートは万が一入り込んだ雨水を建物内部へ入れないための大切な役割を持っています。

つまり、カバー工法は単に「上から屋根材をかぶせるだけ」の工事ではありません。

雨仕舞、防水シート、棟板金、軒先、ケラバ、壁際など、細かな納まりを正しく施工することで、はじめて安心できる屋根になります。

防水シート施工中の屋根リフォーム現場
屋根材の下に施工する防水シートも、雨漏りを防ぐ大切な工程です。

スーパーガルテクトとはどんな屋根材?

スーパーガルテクトは、アイジー工業が販売している金属屋根材です。

断熱材一体型の金属屋根材として知られており、屋根カバー工法でも多く採用されています。

金属屋根というと、「軽い」「サビにくい」「長持ちしやすい」といったイメージを持たれる方も多いと思います。

スーパーガルテクトは、そうした金属屋根の良さに加えて、断熱材が一体になっている点が大きな特徴です。

屋根材の表面には金属板、裏側には断熱材が一体化されており、屋根から伝わる熱を抑えやすい構造になっています。

また、メーカー公表の仕様では、使用できる屋根勾配は2.5寸以上とされています。

つまり、性能の高い屋根材ではありますが、屋根の形状や勾配によっては施工できない場合もあるため、事前確認がとても大切です。

スーパーガルテクトの断面イメージ
スーパーガルテクトは、断熱材が一体になった金属屋根材です。

スーパーガルテクトが選ばれやすい理由

スーパーガルテクトが屋根カバー工法で選ばれやすい理由は、いくつかあります。

  • 軽量で建物への負担を抑えやすい
  • SGL鋼板を採用しておりサビに強い
  • 断熱材一体型で暑さ対策につながりやすい
  • カバー工法との相性が良い
  • 落ち着いたデザインで住宅に合わせやすい

屋根リフォームでは、「見た目がきれいになる」ことも大切ですが、それ以上に大切なのは、雨から建物を守り、長く安心できる状態にすることです。

スーパーガルテクトは、高耐久な金属屋根材として、屋根全体をしっかりリフォームしたい場合に候補になりやすい屋根材です。

特に、塗装では対応しにくい屋根材や、劣化が進んだスレート屋根では、塗装よりもカバー工法の方が適している場合があります。

SGL鋼板による高い耐久性

スーパーガルテクトの大きな特徴のひとつが、SGL鋼板を採用している点です。

SGL鋼板は、従来のガルバリウム鋼板をさらに進化させた鋼板として知られています。

金属屋根で気になるポイントのひとつが「サビ」です。

屋根は、雨・紫外線・風・熱の影響を長年受け続ける場所です。

特に金属屋根の場合、傷や劣化、塩害などの影響によってサビが発生することがあります。

スーパーガルテクトに使われているSGL鋼板は、防錆性能に配慮された素材で、長期的な耐久性を重視した屋根材です。

ただし、「サビに強い」ということと「絶対にサビない」ということは違います。

飛来物による傷、施工時の扱い、海沿いなどの環境条件、メンテナンス状況によっては、劣化が進む可能性もあります。

そのため、屋根材そのものの性能だけでなく、施工後の点検やメンテナンスも大切です。

断熱材一体型による暑さ対策

スーパーガルテクトは、屋根材の裏側に断熱材が一体化されています。

屋根は、夏場になると非常に高温になります。

特に2階の部屋や小屋裏は、屋根からの熱の影響を受けやすく、「夏になると2階が暑い」と感じるお住まいも少なくありません。

断熱材一体型の屋根材は、屋根表面から伝わる熱を抑える効果が期待できます。

もちろん、屋根材だけで室内環境がすべて解決するわけではありません。

天井断熱、小屋裏換気、窓まわり、建物全体の断熱性能なども関係します。

それでも、屋根リフォームのタイミングで断熱性能に配慮した屋根材を選ぶことは、暑さ対策のひとつとして有効な考え方です。

特に、屋根カバー工法では既存屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、屋根全体の保護性能を高めながら、断熱面にも配慮したリフォームができます。

軽量で建物への負担を抑えやすい

スーパーガルテクトは、軽量な金属屋根材です。

メーカー公表の仕様では、重量は1㎡あたり約5kgとされています。

瓦屋根などと比べると非常に軽く、屋根全体の重量を抑えやすいのが特徴です。

屋根が重いと、建物の上部に重量がかかります。

地震時には、屋根が重いほど建物の揺れに影響しやすいとされています。

そのため、屋根リフォームでは「軽い屋根材を選ぶ」ということも、建物への負担を考えるうえで大切なポイントです。

特にカバー工法では、既存屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、追加する屋根材が重すぎると建物への負担が大きくなります。

スーパーガルテクトのような軽量金属屋根材は、その点でカバー工法と相性が良い屋根材といえます。

雨音や快適性について

金属屋根と聞くと、「雨音がうるさいのでは?」と心配される方もいます。

確かに、昔ながらの薄い金属屋根では、雨音が響きやすい場合があります。

ただし、スーパーガルテクトは断熱材一体型の屋根材です。

断熱材が入っていることで、一般的な薄い金属屋根と比べると、雨音が軽減されやすい構造になっています。

とはいえ、雨音の感じ方は建物の構造や天井裏の状態、屋根の形状、雨の強さによっても変わります。

たとえば、これまで瓦屋根だったお住まいから金属屋根へ葺き替えた場合、人によっては音の違いを感じることもあります。

静音性を特に重視される場合は、屋根材だけでなく、小屋裏の断熱材や天井材の状態も含めて考えると安心です。

スーパーガルテクトの注意点

スーパーガルテクトは、とても優れた屋根材ですが、注意点もあります。

まず、一般的なスレート屋根の塗装などと比べると、初期費用は高くなりやすいです。

屋根カバー工法は、屋根全体に新しい防水シートと屋根材を施工するため、塗装工事とは工事内容が大きく異なります。

その分、屋根材本体だけでなく、ルーフィング、棟板金、役物、足場、施工手間なども必要になります。

次に、屋根の勾配条件です。

スーパーガルテクトは、基本的に2.5寸以上の勾配が必要とされています。

勾配が緩すぎる屋根に無理に施工すると、雨水の排水がうまくいかず、雨漏りリスクにつながる可能性があります。

また、海沿いなど塩害の影響を受けやすい地域では、保証条件やメンテナンス方法の確認も必要です。

広島県西部や山口県東部でも、海に近い地域では、潮風の影響を受けやすい場所があります。

そのため、建物の立地条件も含めて判断することが大切です。

施工前に確認したいポイント

  • 屋根勾配は足りているか
  • 下地に腐食や雨漏り跡がないか
  • 既存屋根がカバー工法に適しているか
  • 海沿いなど塩害リスクがないか
  • 棟・谷・壁際などの雨仕舞が適切に施工できるか

カバー工法が向いている屋根・向いていない屋根

屋根カバー工法は、既存屋根の上から新しい屋根材を施工するため、既存屋根や下地の状態がとても重要です。

たとえば、表面の劣化が進んだスレート屋根や、塗装では保護しきれない状態の屋根では、カバー工法が有効な選択肢になることがあります。

一方で、すでに雨漏りが進行していて野地板が傷んでいる場合や、下地の腐食が見られる場合は、カバー工法では根本解決にならないことがあります。

その場合は、既存屋根を撤去して下地から確認する葺き替え工事が必要になることもあります。

また、瓦屋根の場合は、一般的なスレート屋根のようにそのままカバー工法を行うことはできません。

瓦を撤去したうえで、下地を整えて新しい屋根材を施工する葺き替え工事になります。

判断 屋根の状態 考え方
向いていることが多い スレート屋根、下地の傷みが少ない、雨漏りが進行していない 塗装では不安な場合に、カバー工法が候補になります。
向いていないことがある 下地が腐食している、雨漏りが進行している、勾配が緩すぎる 葺き替えや別の工法を検討する必要があります。
基本的にそのまま不可 瓦屋根 瓦を撤去し、下地を整えてから新しい屋根材を施工します。

つまり、「スーパーガルテクトを使いたい」という希望があっても、まずは今の屋根の状態を正しく確認することが先です。

屋根材ありきで決めるのではなく、建物にとって本当に適した工法を選ぶことが大切です。

劣化したスレート屋根の点検写真
塗装でよい屋根か、カバー工法が必要な屋根かは、現地確認が大切です。

ヌルぞうの考え方

ヌルぞうでは、スーパーガルテクトは屋根カバー工法において、とても有力な選択肢のひとつだと考えています。

軽量で、耐久性が高く、断熱材一体型で、屋根リフォームに向いた特徴を持っているからです。

ただし、私たちは「高性能な屋根材だから、どのお住まいにもおすすめです」というご提案はしていません。

大切なのは、その屋根材が今のお住まいに本当に合っているかどうかです。

屋根の劣化状態、下地の傷み、雨漏りの有無、屋根勾配、立地条件、今後どれくらい住まわれる予定か、予算とのバランス。

こうした条件によって、塗装が良い場合もあれば、カバー工法が良い場合もあります。

また、葺き替えの方が結果的に安心できるケースもあります。

ヌルぞうでは、ドローン点検なども活用しながら、まず屋根の状態を確認します。

屋根は高所にあり、お客様ご自身で確認するのは危険です。

だからこそ、現地の状態をきちんと見たうえで、必要な工事と不要な工事を分けてご説明することを大切にしています。

屋根材の性能だけでなく、施工する職人の技術や、現場ごとの納まりも屋根工事ではとても重要です。

スーパーガルテクトのような高性能な屋根材も、正しい施工があってこそ本来の性能を発揮します。

屋根点検と現地調査の様子
屋根材を決める前に、まずは今の屋根の状態を確認することが大切です。

まとめ

スーパーガルテクトは、屋根カバー工法でよく採用される断熱材一体型の金属屋根材です。

SGL鋼板による耐久性、断熱材一体型による快適性、軽量で建物への負担を抑えやすい点など、多くのメリットがあります。

特に、既存のスレート屋根の劣化が進み、塗装では対応が難しい場合には、カバー工法の有力な選択肢になります。

一方で、初期費用が高くなりやすいこと、屋根勾配の条件があること、下地の状態によっては施工できない場合があること、沿岸部では保証条件やメンテナンスに注意が必要なことも忘れてはいけません。

屋根リフォームで大切なのは、「どの屋根材が一番良いか」だけではありません。

今のお住まいにとって、塗装でよいのか、カバー工法がよいのか、葺き替えが必要なのかを正しく判断することです。

広島市・廿日市市・大竹市・岩国市周辺で、屋根カバー工法やスーパーガルテクトをご検討中の方は、ヌルぞうまでお気軽にご相談ください。

屋根の状態をしっかり確認したうえで、お住まいに合った屋根リフォームをご提案いたします😊

屋根カバー工法・屋根リフォームのご相談はこちら

スーパーガルテクトを使った屋根カバー工法、塗装・葺き替えの判断も、まずは屋根点検からお気軽にご相談ください。

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