施工事例
屋根・外壁塗装工事
屋根・外壁塗装工事
東広島市 K様邸
先日、東広島市にて外壁と屋根の塗装工事が完了しました。
工期がG7サミットと梅雨が重なり、
一時は大幅な工期遅れが生じるものと見込んでいましたが、
幸いにも大きな工期遅れもなく順調に完工することが出来ました。
K様のお住まいは前回の塗装ではCMでお馴染みの
O社セラミック吹付塗装を施工されていました。
30年以上とか、半永久的に持つとの売り込みをしている塗装です。
現在でこそ、それに匹敵する塗料が開発されてきてはいますが、
十数年前は住宅に使用する塗料でそのような超絶高耐久塗料は存在していませんでした。
セラミック塗装の劣化の特徴である、
表面が亀甲模様のようにカサブタ状に剥がれてきています。
これは、セラミックそのものは半永久的にもつものなのですが、
結合するための樹脂がそこまでの耐久性を持ち合わせていない為、
この様な状態になるのです。
さて、このまま普通に塗装をしたら密着が悪く
カサブタと共に剥がれてしまう危険性がある為、
下地処理が大切な工程になってきます。
ディスクサンダーなどを使い脆弱なカサブタ上の塗膜を剥がしていきます。
ケレンが完了すると、1回目の下塗りで浸透シーラーを塗装します。
これは、脆弱なセラミック塗膜の内部まで
シーラーをしみこませて硬化させて下地を強化するためです。
たっぷりと浸み込ませたシーラーが硬化すると
塗装後の仕上がりが良くなるようにファンデーションしていきます。
フィーラーを塗装するのです。
フィラー塗りが終わると、いよいよご希望の色で
中塗り、上塗りと仕上げていきます。
そして完成。
【使用塗料】
[外壁]
下塗り1 日本ペイント ファイン浸透シーラー
下塗り2 シーカ・ジャパン(旧ダイフレックス) ダイヤアクレスフィラーダンセイ
上塗り シーカ・ジャパン ダイヤスーパーセランフレックス K65-40B
[屋根]
下塗り 日本ペイント ファイン浸透シーラー
上塗り シーカ・ジャパン ダイヤスーパーセランソフィア IR-37
屋根を遮熱カラーの IR-37にしたことで
「塗装した翌日からお2階のお部屋の気温に変化が出た」
と言う嬉しいお言葉をいただきました。
K様、本当にありがとうございました。