施工事例
古民家 屋根貼替・塗装工事
古民家 屋根貼替・塗装工事
廿日市市 O様邸
令和5年の大雪の影響で古民家屋根が破損。
修繕(貼替え)と塗装工事のご依頼をいただいているO様邸。
破損面の貼替と全体の塗装の工事を行います。
塗装の際にはさびをこすり落としてその後さび止めを塗り、
次に中塗り、最後に仕上げの塗料を塗ります。
茅葺き屋根は茅の痛みを防ぐ為にトタン屋根をその上にかぶせて
長持ちさせるという工法が昭和に流行りました。
そのトタン屋根も修理が必要になるわけですが
今回の大工さんは、その修理を当時沢山こなした職人さんです。
建築板金の専門家ですから 今回の修繕は得意分野です。
塗装職人さんもトタン屋根の塗装の経験者です。
トタン屋根の古民家も数が少なくなりましたので
板金が得意な古民家の修繕経験者も少なくなり高齢となりましたが
こうして技術を持った職人さんもおりますので
どうぞ気になる事がありましたら ヌルぞうにお声がけください。
昨日はドローンで上空から空撮しました。
昔はロープを身体に縛って足場もかけずに塗装をしていたそうです。
今回塗装担当の職人さんも昔はその技法で塗装していたそうです。
現在では安全に考慮してそのようなやり方が出来ませんので
足場を組み、一般の屋根と同じように施工していきます。