株式会社アリショウ

【廿日市市で外壁塗装をお考えの方に】サイディングについてプロが解説!

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【広島市で外壁塗装をお考えの方に】サイディングについてプロが解説!

【廿日市市で外壁塗装をお考えの方に】サイディングについてプロが解説!

2024/11/29

こんにちは!広島県廿日市市を拠点にお客様に寄り添った外壁塗装を行っている専門業者、「ヌルぞう」です!皆さんは、外壁塗装の部材については、どのようなものがあるかご存じですか⁉外壁塗装を満足できる仕上がりにするうえでは、素材ごとの特徴や性質を十分に理解し、理想の住宅デザインとの相性などを考慮することが不可欠です。そして、そのような素材の中でも、【サイディング】というものが非常に人気を博しています。そのため、サイディングを活用して外壁塗装を仕上げたいという方も多いです。しかし、サイディングについてその特徴や注意点などを把握している方は少なく、なんとなく使ってみたものの思うような仕上がりにならなかったりその魅力があまり実感できなかったりといった状態に陥りやすいという事実もあります。そこで、本記事では、外壁塗装の素材の中でもメジャーかつ人気の高い【サイディング】について、その種類や特徴を専門業者の視点も交えながら解説していきます。

サイディングとは?

外壁塗装の仕上げ材

サイディングは建物の外壁に使用されるパネル状の外壁材で、主に以下の種類があります。

1. 窯業系サイディング

・主成分:セメントと繊維質

・特徴:耐火性、耐久性、デザイン性が高く、カラーやテクスチャのバリエーションが豊富。

・デメリット:防水性は塗装に依存し、塗膜が劣化すると雨水が浸透しやすい。

2. 金属系サイディング

・主成分:ガルバリウム鋼板などの金属材

・特徴:軽量で耐久性が高い。断熱材を裏打ちしたタイプもあり、寒冷地で人気。

・デメリット:傷がつきやすく、錆びが発生する場合もある。

3. 木質系サイディング

・主成分:木材や木材繊維を主原料とするボード

・特徴:天然木の風合いが魅力。特に高級住宅で採用される。

・デメリット:防水処理が重要で、定期的な塗装が必要。

4. 樹脂系サイディング

・主成分:塩化ビニルなどの樹脂材

・特徴:軽量で耐久性があり、メンテナンスが比較的容易。

・デメリット:熱で変形しやすい場合がある。

サイディング外壁の施工構造

サイディングの施工方法は主に「直張り工法」と「通気工法」の2種類に分かれます。

1. 直張り工法

・サイディングボードを建物の下地(断熱材や構造用合板)に直接取り付ける方法。

・メリット:

 ・工期が短く、コストが抑えられる。

 ・施工が比較的簡単。

・デメリット:

 ・湿気が溜まりやすく、結露やカビの発生リスクが高い。

2. 通気工法

・サイディングボードと建物の下地の間に通気層を設ける方法。

・メリット:

 ・通気層が湿気を排出し、建物内部の結露を防ぐ。

 ・防水性能が向上し、建物寿命が延びる。

・デメリット:

 ・直張り工法に比べて施工コストが高い。

 ・工期がやや長くなる。

外壁塗装の必要性と効果

サイディング外壁はメンテナンスフリーに見えることもありますが、実際には定期的な塗装が必要です。その理由と効果を以下にまとめます。

1. 防水性の確保

サイディングそのものには防水性がないため、塗装によって雨水の侵入を防ぎます。

2. 美観の維持

紫外線や雨風の影響で色褪せや汚れが目立つようになります。塗装でリフレッシュすることができます。

3. 耐久性の向上

劣化した塗膜を修復することで、サイディングボードの寿命を延ばします。

4. コストの削減

早期にメンテナンスを行うことで、大規模な修繕や交換を防ぎ、トータルコストを抑えることが可能です。

現場塗装のサイディングや高耐久・超高耐久サイディングの塗装時の注意事項

サイディング外壁はその種類や状態によって、塗装時の注意点が異なります。以下では現場塗装のサイディング、高耐久サイディング、超高耐久サイディングについて、それぞれの特徴と塗装時の注意点を解説します。

1. 現場塗装のサイディング

現場塗装のサイディングは工場で塗装されず、施工時に塗装されるタイプです。

・特徴:

 ・塗膜の耐久性が工場塗装のサイディングよりも劣る場合が多い。

 ・下地の状態が塗装品質に大きく影響する。

・塗装時の注意点:

 1. 劣化箇所の徹底チェック ひび割れやチョーキング現象(表面が白く粉を吹く現象)がないか確認し、適切な下地処理を行います。

 2. シーリング材の補修 現場塗装のサイディングはシーリング部分が劣化しやすいため、必ず補修してから塗装を行います。

   3. 塗料の選定 耐久性の高い塗料(シリコンやフッ素系)を選ぶことで、次回の塗り替え周期を延ばすことができます。

2. 高耐久サイディング

工場塗装で高耐久塗膜が施されたサイディングで、一般的な窯業系サイディングよりも耐久性に優れています。

・特徴:

 ・工場塗装による均一で高品質な塗膜。

 ・通常の塗装よりもメンテナンス周期が長い(15~20年程度)。

・塗装時の注意点:

 1. 既存塗膜の状態確認 高耐久サイディングは塗膜の剥離や劣化が起きにくいですが、経年劣化により色褪せや汚れが発生します。

 2. 塗料の密着性 既存塗膜が高性能であるため、新しい塗膜との密着性が課題になります。プライマー(下塗り材)の選定が重要です。

 3. 紫外線対策 高耐久塗膜でも紫外線の影響は避けられません。紫外線に強い塗料を使用することでさらなる長寿命化を図ります。

3. 超高耐久サイディング(光触媒や無機塗装タイプ)

光触媒塗装や無機塗装が施されたサイディングは、耐久性が30年以上と非常に高いものです。

・特徴:

 ・光触媒:太陽光により表面の汚れを分解し、雨水で洗い流す「セルフクリーニング効果」がある。

 ・無機塗装:有機物を含まないため、紫外線に強く、耐久性が極めて高い。

・塗装時の注意点:

 1. 既存塗膜の除去・下地処理 超高耐久塗膜は新しい塗料の密着を妨げることがあるため、サンドペーパーや専用の下地処理剤を用いて適切に処理します。

 2. 適切な塗料選択 光触媒や無機塗装の上に塗装する場合は、通常の塗料では密着性が不十分になる可能性があります。専用の下塗り材や高品質な塗料を選ぶ必要があります。

 3. 塗装後のセルフクリーニング効果の維持 光触媒の効果を活かすため、適切な塗装方法を用いることが重要です。効果が失われないよう、製品に適した施工を行います。

まとめ

サイディング外壁は素材や施工構造によってメンテナンス方法が異なり、適切な塗装を行うことで建物の耐久性や美観を長期間維持できます。

 ・ 現場塗装のサイディングでは、劣化しやすい塗膜やシーリングの補修を徹底し、耐久性の高い塗料を選ぶことが重要です。

 ・ 高耐久サイディングは、既存の塗膜との密着性を確保し、紫外線や汚れに強い塗料を選択することで長寿命化を図ります。

 ・ **超高耐久サイディング(光触媒や無機塗装タイプ)**は、既存塗膜の状態に応じた下地処理を行い、専用塗料を使用することでその性能を最大限発揮させます。

どのサイディングにも共通するのは、塗装前の点検と適切な施工が不可欠であるという点です。外壁塗装の目的は、建物の防水性、耐久性、美観を維持し、資産価値を守ることです。

外壁塗装を計画中の方は、ぜひ信頼できる専門業者に相談し、サイディングの特性に合った施工を実施してください。定期的なメンテナンスが建物の寿命を大きく左右します。

外壁塗装は家を守るための大切なメンテナンスです。サイディングの塗装に関してお悩みの方は、ぜひ信頼できる専門業者にご相談ください。ヌルぞうは、あなたのお住まいを最良の状態で維持するためのお手伝いをいたします。

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ヌルぞう
広島県廿日市市福面2丁目7-28
電話番号 : 0829-30-7179


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