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塗装前に知っておくべき外壁塗装とメンテナンスの基礎知識

外壁塗装は、建物の美しさを保ち、同時に耐久性と保護を提供する重要なメンテナンス作業です。適切な塗装は、外部要素からの損傷や劣化を防ぎ、建物を長く美しく維持するために欠かせません。

このコラムでは、外壁塗装の重要性とメンテナンスのポイントについて基礎知識をご紹介します。


1 外壁の塗り替えの目的

1-1 建物の美しさを保つ

建物の美しさを保つために―外壁塗装の重要性

建物は私たちの生活や環境において重要な存在です。

その美しさや建物の健康状態は、私たちの生活の質に大きな影響を与えます。
特に外壁は、建物の外観を  形成し、周囲の景観にも影響を与えます。

そのため、外壁の美しさを保つためには、外壁塗装が欠かせません。

外壁塗装とは、建物を保護し美観を維持するための重要なメンテナンス作業です。

時が経つにつれて、外壁はさまざまな要素によって劣化していきます。
日光、風、雨、汚れ、カ ビ、腐食などが外壁に影響を与え、その美しさを損なう原因となります。

そこで、定期的な外壁塗装が重要となります。外壁塗装は、以下のような効果をもたらします。

  1. 美観の維持
    外壁塗装は、建物の外観を美しく保つために不可欠です。塗料の色合いや仕上がりによって、建物の印象が大きく変わります。新たな塗装を施すことで、建物はまるで新築のような輝きを取り戻し、周囲の景観と調和します。
  2. 修復と修繕
    外壁には、ひび割れや剥がれ、塗装の剥がれなどの損傷が生じることがあります。
    外壁塗装では、これらの損傷箇所を修復し、補修することができます。早期の損傷発見と修復によって、建物全体の健康状態を維持することができます。

 
1-2 建物の保護と耐久性を保つ

外壁塗装―建物の保護と耐久性を守るための鍵

建物は私たちの貴重な財産であり、長期間にわたって快適な生活を送るための場所です。

しかし、建物はさまざまな要素によって劣化や損傷が進行します。
特に外壁は、日光、風、雨、汚れ、カビ、腐食などの要素からの攻撃を受けやすい部位です。そのため、外壁の保護と耐久性 を守るためには、外壁塗装が欠かせません。

外壁塗装は、建物の保護と耐久性を確保する上で重要な役割を果たします
以下に、外壁塗装が建 物にもたらす効果について詳しくご説明します。

  1. 外部環境からの保護
    外壁は太陽の紫外線、雨水、風、汚れなどの外部環境からの攻撃を受けやすい部分です。しかし、適切な外壁塗装を施すことで、これらの要素から建物を保護することができます。塗料は建物の表面を覆い、防水効果や耐候性を提供し、外部からのダメージを最小限に抑えます。
  2. 耐久性の向上
    外壁は年月を経るにつれて劣化や損傷が進行します。しかし、定期的な外壁塗装によって、建物の耐久性を向上させることができます。塗料は外壁を保護し、耐久性を高めるだけでなく、ひび割れや剥がれ、塗装の剥がれなどの損傷箇所を修復し、建物全体の健康状態を維持します。

 


 1-3 遮熱や断熱性を持たせる

外壁塗装―遮熱と断熱性の向上による快適な住環境

建物の外壁は、私たちが快適な生活を送るために重要な役割を果たしています。

外部からの気温変化や熱の伝導は、建物内の温度やエネルギー効率に大きな影響を与えます。その ため、外壁塗装には遮熱性と断熱性を持たせることが求められます。

外壁塗装によって遮熱性と断熱性を向上させることで、以下のようなメリットが得られます。

  1. 遮熱効果の向上
    太陽の熱は、直接的に外壁に当たり、建物内部に熱を伝えます。しかし、適切な遮熱塗料を使用することで、外壁が太陽光を反射し、建物内部への熱の侵入を抑制します。これにより、建物内部の温度上昇を軽減し、冷房の使用量を削減することができます。
  2. 断熱性の向上
    外壁塗装には断熱性を持たせることも可能です。断熱性の高い塗料を選ぶことで、外部からの冷気や熱気の侵入を防ぎます。冬季には暖房の効率を向上させ、夏季には冷房の逃げを抑え、快適な室内環境を維持することができます。
  3. エネルギー効率の向上
    遮熱性と断熱性の向上によって、建物のエネルギー効率が向上します。建物内部の温度を安定させることで、冷暖房装置の使用頻度や時間を減らすことができます。これにより、エネルギー消費量の削減につながり、経済的かつ環境に優しい住環境を実現できます。
  4. 省エネ効果
    遮熱性と断熱性を持たせた外壁塗装は、私たちの快適な生活をサポートするだけでなく、エネルギーの節約や環境負荷の低減にも貢献します。将来的な省エネ意識の高まりや環境への配慮が進む中、将来的な省エネルギーはますます重要性を増しています。外壁塗装における遮熱性と断熱性の向上は、この省エネルギーの目標を達成するために有力な手段となります。


 1-4 資産価値を保つ

外壁塗装―建物の資産価値維持に欠かせない投資

建物は私たちの財産であり、将来の安定や資産価値を考えると適切なメンテナンスが重要です。 
その中でも外壁塗装は、建物の資産価値を保つために欠かせない投資となります。
きちんと手入れがされ、美しい外観と耐久性を備えた建物は資産としての価値を高めることは
皆さまもご存じのことと思います


2 外壁の塗り替えのポイント

 2-1 塗装業者に見積もりを依頼

 外壁塗装―塗装業者への見積もり依頼の重要性とポイント 

 建物の外壁塗装は、専門知識と経験が必要な作業です。そのため、信頼できる塗装業者に見積もり を依頼することは、成功する外壁塗装のために不可欠です。以下に、見積もり依頼の重要性とポイントを考えてみましょう。

  1. 専門知識と経験の活用
    私たち塗装業者は外壁塗装に関する専門知識と豊富な経験を持っています。建物の状態を正確に評価し、適切な塗装プランを提案することができます。見積もり依頼をすることで、専門家としての視点から建物の塗装に必要な作業や材料、費用などを適正に算出することが出来ます
  2. ドローンによる屋根診断
    ドローンを使用した屋根診断では、精密な画像を写す事により、屋根の劣化の状況を詳細に把握することが出来ます。そのことにより屋根塗装に必要な修繕方法、または改修方法などの情報が得られ、適切な施工の見積を出す事が可能となります
  3. 費用の透明性と比較
    業者から提供される見積もりには、作業の詳細な内容とそれに伴う費用が明記されています。複数の業者から見積もりを取ることで、価格の比較が可能となり、適切な予算計画を立てることができます。
  4. コミュニケーションと相談の機会
    見積もり依頼を通して塗装業者とのコミュニケーションを図る事が出来、塗装に関しての考え方や施工方法などを知ることが可能です。業者によっては合わせて他のリフォーム施工の相談の機会でもあります。業者と直接対話することで、自身の要望や希望を伝えることができます。また、業者からの提案やアドバイスも受けることができ、より良い塗装プランを検討することができます。

 
2-2 塗装業者の選択

外壁塗装―塗装業者の選択における重要なポイントと考慮すべき事項

外壁塗装は建物の保護や美観の維持にとって重要な要素です。しかし、成功する外壁塗装のためには、信頼できる塗装業者の選択が欠かせません。以下に、塗装業者の選択における重要なポイントと考慮すべき事項を紹介します。

  1. 専門知識と経験
    外壁塗装は専門知識と経験を要する作業です。信頼できる塗装業者は、豊富な経験と高い専門知識を持っています。過去の実績や顧客の評判を確認し、業者の専門性を確かめることが重要です。また、業界の最新トレンドや技術に精通している業者を選ぶこともおすすめです。
  2. 見積もりと契約条件
    複数の塗装業者から見積もりを取り、価格や提供されるサービス、保証内容を比較しましょう。安価な見積もりだけでなく、品質や施工の信頼性も考慮して判断しましょう。また、契約条件や細かい事項についても注意深く確認し、明確な契約を結ぶことが重要です。
  3. 経験と実績
    業者の経験と実績も重要な要素です。長年の実績や類似のプロジェクトへの取り組み経験がある業者は、信頼性と技術力を示す証拠となります。業者のウェブサイトやパンフレット、過去の施工事例などを確認し、実績を評価しましょう。
  4. 相見積もり
    複数の業者から見積もりを取りましょう。価格だけでなく、提供されるサービス内容や保証内容を比較して選択することが重要です。適切な塗料や施工方法の提案、アフターサービスの充実など、総合的な価値を考慮して判断しましょう。


 2-4 塗装工事の流れ

外壁塗装―塗装工事のスムーズな進行を実現するための流れ

外壁塗装は建物の美観や耐久性を保つために重要なメンテナンス作業です。成功する外壁塗装を実 現するためには、塗装工事のスムーズな進行が欠かせません。以下に、一般的な外壁塗装の工事流れを紹介します。

  1. 近隣挨拶
    着工日が決まったら、1週間前~数日前頃にご近所様に工事のご挨拶に伺います。特にお隣様にはご迷惑をおかけしますのでお車の事や、高圧洗浄時のお洗濯物のことなど細かにご説明させていただきます。
  2. 仮設と準備
    塗装工事が始まる前に、建物の周りに足場が組まれます。足場は職人さんの安全を確保しスムースに作業が出来るよう配慮して組み立てます。
  3. 高圧洗浄
    足場が組みあがると、外壁面を高圧の水で洗浄していきます。カビや苔などが酷い場合はバイオ洗浄にて滅菌し高圧洗浄で洗う事もあります。
  4. 下地処理
    洗浄が終わると、建物の表面の下地処理が行います。古い塗膜の剥離やクラックの補修作業などを行います。下地処理が終わると、窓など塗装をしない部分にビニール養生をしていきます。
  5. 塗装(下塗り)
    いよいよ塗装工程に入ります。下塗りは外壁材の脆弱な部分浸透して補強したり、荒れた表面を滑らかにするファンデーション効果を持つ下塗り材もあり状態によって下地に適切なプライマーやシーラー、フィラーなど使い分けることが大切です。また上塗り塗料と外壁との密着性を高める役割を果たします。中塗りでは、外壁に均一な塗膜を形成するために塗料が重ね塗りされます。この段階ではまだ完全な仕上がりではありませんが、耐久性や美観を向上させる役割があります。
  6. 塗装(上塗り)
    上塗りは最終的な塗装作業です。外壁に適切な塗料が塗布され、美観や耐候性を向上させます。仕上げの際には、塗装業者の技術と注意が必要です。均一な塗膜や美しい仕上がりを実現するため、塗料の厚みや塗布の均一性に配慮します。場合によっては中塗りを挟む場合もあります
  7. 付帯部分の塗装
    外壁の塗装が終わると、雨樋や水切り板金、庇(霧除け)などの塗装を行います。また、外壁全体を点検して不具合箇所の手直しも行います。
  8. 仮設撤去
    塗装工事が完了したら、足場の撤去や現場の清掃が行われます。作業の際に生じた残材やごみは適切に処理されます。塗料缶や廃材は適切な産業廃棄物処理業者が処理します。また、外壁塗装の品質や仕上がりをお客様と確認を行い、保証書や報告書をお渡しいたします。


 
2-5 塗装の頻度とメンテナンス

外壁塗装の頻度とメンテナンスは、建物の美観や耐久性を維持するために重要です。

塗装の頻度と適切なメンテナンスについて詳しく説明していきます。

  1. 外壁塗装の頻度
    外壁塗装の頻度は、建物の材料や気候条件などによって異なります。一般的な目安としては、木造住宅では10年から15年、鉄骨造やコンクリート造の建物では15年から20年が推奨されています。しかし、建物の状態や塗装の劣化具合によっても変わるため、定期的な点検が必要です。点検により、塗装の劣化や剥離、クラックなどの問題を早期に発見し、適切なタイミングで塗装工事を行うことが重要です。
  2. メンテナンスの重要性
    外壁塗装の持続性と美観を保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスには以下のような項目が含まれます。
    • 塗装の修繕
      塗装が剥がれたり、クラックが生じた場合は、早期に修繕することが重要です。これにより、水や湿気の侵入を防ぎ、建物の耐久性を維持します。
    • 付加的な処置
      外壁に付着した苔やカビを除去する、シーリング材の補修や交換を行うなど、必要に応じて追加のメンテナンスを行う事で、建物の劣化を防ぎます
    • 問題の早期発見
      専門家は経験豊富であり、外壁の潜在的な問題や劣化箇所を素早く発見することができます。
      早期に問題を解決することで、建物の損傷を最小限に抑えることができます。

外壁塗装のメンテナンスは、建物の美観や耐久性を保つために重要な作業です。専門家の助言とサポートを受けながら、適切なメンテナンスを行い、建物を長く美しく保ちましょう。


まとめ

いかがでしたか?

10年~数10年に1回の、建物の耐久性と保護をまた、美観を変える重要なメンテナンス作業である外壁塗装は、決めなければならない事が多く不安になる事もあるかと思います。

その為にも、信頼できる業者を選ぶことが大切になってきます。

弊社では豊富な経験と実績から的確なアドバイスをさせて頂いております。

まずは、弊社へ一度ご相談ください。

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次回は、無料建物診断についてお話させていただきますのでご期待ください。


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