株式会社アリショウ

【広島市で外壁塗装・屋根塗装をお考えの方に】ガルバリウム鋼板の魅力を解説!

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【廿日市市で外壁塗装をお考えの方に】ガルバリウムの魅力を解説!

【廿日市市で外壁塗装をお考えの方に】ガルバリウムの魅力を解説!

2024/12/04

こんにちは!廿日市市で外壁塗装を行っている専門業者、「ヌルぞう」です!皆さんは外壁塗装の素材にどのようなものがあるかご存じでしょうか⁉住宅関連の工事は、より個人の日常生活に密接に関連するものになってくるため、比較的知識を持った状態で依頼される方も少なくありません。しかし、外壁塗装の素材に関しては、非常に多くの塗料や建材が使用されることもあってか、その特徴や性質について正しく理解した状態で工事を依頼することが非常に難しくなっています。そこで今回の記事では「ガルバリウム鋼板」についてく和室解説していきます。ガルバリウム鋼板は、現在では外壁や屋根材として日本の住宅建築に広く採用されています。軽量で耐久性が高く、美観を保ちながら長期間メンテナンスを軽減できることから、多くの方に選ばれている素材です。本記事では、ガルバリウム鋼板の歴史や特性、カバー工法のメリット・デメリット、塗装する際の注意点について専門的に、かつ分かりやすく解説します。

ガルバリウム鋼板とは?

まず、そもそも「ガルバリウム鋼板」がどのような建材なのかについてご説明いたします。

ガルバリウム鋼板の歴史

ガルバリウム鋼板は、1972年にアメリカで開発され、日本でも1980年代以降に普及しました。この素材は、**アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%**の合金メッキで構成されており、従来の亜鉛メッキ鋼板よりも耐久性と耐食性が大幅に向上しています。

スーパーガルバリウム鋼板

スーパーガルバリウム鋼板は、ガルバリウム鋼板をさらに改良した製品です。合金層にマグネシウムを加えることで、耐食性が向上し、従来のガルバリウム鋼板の約3倍の耐久性を実現しています。メーカーによっては「マグネリウム鋼板」とも呼ばれることがあります。

サビ保証と耐久性

ガルバリウム鋼板およびスーパーガルバリウム鋼板は、錆に強い素材として知られており、多くの製品で10年から25年の錆保証が付いています。ただし、塩害地域や工場地帯などの特殊な環境では劣化が早まることがあるため、設置場所に応じた対策が必要です。

外壁や屋根に使われる金属サイディングと金属ルーフ

超高耐久で素敵な外観デザインを実現するために

金属サイディングや金属ルーフは、耐久性とデザイン性に優れた建材として、外壁や屋根のリフォームや新築工事に多く採用されています。これらの材料には、軽量でありながら高い耐候性を持つガルバリウム鋼板やスーパーガルバリウム鋼板が使用されることが一般的です。以下では、金属サイディングと金属ルーフの特性や用途について詳しく解説します。

・金属サイディングの特徴とメリット

金属サイディングとは

金属サイディングは、外壁用のパネル型建材で、ガルバリウム鋼板やアルミニウム、ステンレスなどの金属を基材としています。断熱材を裏打ちした構造の製品が主流で、断熱性や遮音性にも優れています。

金属サイディングのメリット

 1. 軽量性

  ・従来の外壁材(モルタルや窯業系サイディング)に比べて軽量で、建物への負担が少ない。

  ・特にリフォームで重ね貼りする場合、構造への影響が軽減されます。

 2. 高い耐久性と耐候性

 ・ガルバリウム鋼板を基材とする製品は、錆びにくく、紫外線や雨風にも強い。

 ・スーパーガルバリウム鋼板を使用した製品は、耐食性がさらに向上し、塩害地域や工業地帯にも対応可能です。

 3. 豊富なデザインバリエーション

  ・木目調や石目調、金属独特のシンプルモダンな仕上げなど、多彩なデザインが選べます。

  ・建物のデザインに合わせて自由にカスタマイズ可能。

 4. 断熱性と遮音性

  ・裏面に断熱材(ポリウレタンフォームなど)が施されているため、外壁自体に断熱効果があり、室内環境を快適に保てます。

  ・雨音や外部の騒音を軽減する遮音性も兼ね備えています。

 5. 金属サイディングのデメリット

  ・キズに弱い: 鋭利なものが当たるとキズがつきやすい。

  ・施工費用がやや高い: 高品質な分、初期費用が窯業系サイディングより高い場合があります。

  ・施工精度が求められる: 接合部や端部の防水処理が不十分だと雨漏りのリスクが高まります。

・金属ルーフ(屋根)の特徴とメリット

金属ルーフとは

金属ルーフは、ガルバリウム鋼板やスーパーガルバリウム鋼板を基材とする屋根材です。薄い金属板で構成されるため、軽量で施工性が高く、リフォーム工事ではカバー工法(重ね葺き)に最適です。

金属ルーフの種類

 1. 横葺き

  ・横方向に長い板材を張り重ねる施工方法で、シンプルでモダンなデザインが特徴。

  ・勾配の緩い屋根にも適しています。

 2. 縦葺き(立平葺き)

  ・縦方向に板材を設置する施工方法で、水切れが良く、雨漏りのリスクを軽減。

  ・雨量が多い地域や勾配の急な屋根に適しています。

 3. 瓦調金属ルーフ

  ・金属板に瓦のような形状のプレス加工を施したもの。

  ・軽量ながら瓦屋根のデザインを再現可能。

 

金属ルーフのメリット

 1. 軽量性

  ・一般的な瓦屋根(50~60kg/㎡)に比べ、金属ルーフは10~15kg/㎡と非常に軽量。

  ・地震時の揺れを軽減し、耐震性を向上させます。

 2. 高い耐久性

  ・ガルバリウム鋼板やスーパーガルバリウム鋼板を使用しているため、20~30年の耐久性があります。

  ・塩害地域や酸性雨の影響を受けやすい地域にも対応可能。

 3. 遮熱性

  ・表面に遮熱塗料を施した製品は、屋根の温度上昇を抑え、夏場の冷房負荷を軽減します。

 4. 防水性

  ・防水シートと金属板の二重構造により、高い防水性を発揮します。

 5. リフォーム性

  ・カバー工法で施工が可能なため、古い屋根材を撤去せずに重ね葺きができ、工期を短縮できます。

 

金属ルーフのデメリット

  ・音の反響: 雨音が響きやすい。ただし、断熱材を裏打ちすることで軽減可能。

  ・熱伝導率が高い: 金属の特性上、表面温度が高くなりやすいが、遮熱塗料で対策可能。

  ・初期費用が高め: 長寿命だが、他の屋根材よりも初期投資が必要。

・塗装ができない屋根材へのカバー工法の提案

屋根のリフォームを検討する際、劣化した屋根材が塗装に適していないケースがあります。その代表例が「カラーベスト」です。以下では、カラーベストの種類や特徴、塗装が適さない理由、そしてカバー工法を推奨する理由について具体的に解説します。

・カラーベストの種類と特徴

1. アスベストを含む旧タイプ(~2004年頃まで)

 ・特徴:

  ・屋根材にアスベスト(石綿)が含まれていることで、強度や耐久性が高い。

  ・アスベストの危険性が認識される前は、耐久性の高さから広く使われていました。

 ・問題点:

  ・2006年にアスベストの使用が全面禁止され、現在では施工やリフォーム時に適切な処理が求められます。

  ・塗装可能だが、施工時の飛散対策や安全管理が必要で、コストが高くなる傾向があります。

2. ノンアスベストカラーベスト(2004年以降)

 ・特徴:

  ・アスベストを含まない環境配慮型の屋根材。

  ・現在の主流だが、従来のアスベスト含有製品に比べて強度や耐久性が低い。

 ・問題点:

  ・強度が低く、割れやすいことが最大の弱点。

  ・経年劣化によって表面が脆くなり、塗装を行っても塗料が密着しにくい。

  ・塗装を施しても効果が短期間で失われる場合が多い。

 

塗装ができない、してはいけない屋根材など、具体的な商品名などは別の機会に詳しく解説いたします。

・ガルバリウム鋼板や金属ルーフの塗装について

最後に、ガルバリウム鋼板の塗装について解説します。

塗装が必要な場合

 1. 表面塗膜が劣化し、光沢が失われた場合。

 2. 色褪せが目立つ場合。

 3. 小さな傷や錆が発生した場合。

塗装に適した塗料

  1. ウレタン塗料: コストパフォーマンスが高いが耐久性は5~7年程度。

 2. シリコン塗料: 耐久性が10~15年でバランスが良い。

 3. フッ素塗料: 15~20年の耐久性があり、長期的に経済的。

 4. 無機塗料: 耐久性が20年以上で、錆や紫外線に非常に強い。

注意点:

 ・塗装前には必ず表面の汚れや錆をしっかり除去する必要があります。

 ・下塗りには、ガルバリウム専用のプライマーを使用することで、塗料の密着性が向上します。

・まとめ

ガルバリウム鋼板やスーパーガルバリウム鋼板は、軽量で耐久性が高く、建物の外壁や屋根材として非常に優れた性能を発揮します。また、割れやすいカラーベストや塗装できない屋根材には、金属ルーフを使用したカバー工法が最適です。

塗装やカバー工法を検討する際には、使用する塗料や施工方法に注意し、信頼できる業者に依頼することが重要です。長期的な耐久性やメンテナンス費用を考慮しながら、最適な選択をしましょう。

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ヌルぞう
広島県廿日市市福面2丁目7-28
電話番号 : 0829-30-7179


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