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マンションの赤外線サーモグラフィ診断

赤外線サーモグラフィの導入により、建物診断が変わりました。表面の劣化部分だけでなく、見えない建物内部の劣化も正確に探知できます。そして今まで行ってきた建物診断の方法も大きく変化します。診断のための足場を作ることがありません。広範囲を一度に診断できるため時間とコストを大幅に削減。まずはお気軽に建物診断してください。

広島市内のマンション

今回は、赤外線カメラ搭載のドローンを使用して診断しました。

DJI社製 MAVIC 3 Thermal

東面

雨上がりの翌日、日中の撮影を避けて日暮れ前に撮影しました。

開口部の下に含まれる水分が高温で表示されています。

シール切れにより雨水が開口部より侵入したと思われます。

南面

四角で囲んだ部分のタイルが浮いています。

浮いている箇所の内部空気がわずかに温度が高くなっています。

階段の漏水

階段室の開口部から吹き込んだ雨水が階段より漏水しています。

雨水が存在する箇所が青く温度が低く表示されています。

剥がれているケイカル板は上部の一部だけでしたが、雨水は全体的に回っています。

雨漏り建物赤外線調査報告書

このように、外壁のタイルの浮きなど、今までは打診でしか突き止めることができませんでした。

しかし、サーモグラフィを使えば、タイルの浮きはもちろん、目では確認できない損傷も見つけることができるため正確な診断を行うことができます。

赤外線サーモグラフィカメラは目で見えない壁の内側を見えるようにします

サーモグラフィカメラは、写した物体の温度を色を付けて示します。壁の裏に水がある場合にはわずかですが、壁の表面の温度が下がります。そして、サーモグラフィカメラはその温度差を色で示すことができるため、壁の裏の水の有無が分かる訳です。

壁の裏に水がある場合と水が無い場合では、温度差はわずか1度でしかありません。ですが、きちんとしたサーモグラフィカメラを使い、きちんと画像の意味を解釈することができる専門家であれば、水の有無を高い精度で判断できます。

この判断ができるかどうかを確認する資格審査の試験があり、この試験に合格すると赤外線建物診断技能師の資格を取得することができます。私もこの試験を受け、この資格を保有しています。

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